2018.11.30 京都「タラブックス『つなみ』ができるまで」

2018年11月30日(金)

18:30開場/19:00~

恵文社一乗寺Cottage

京都府京都市左京区一乗寺払殿町10
[→Web

タラブックス『つなみ』ができるまで

『つなみ』刊行記念トーク at 京都
スラニー京子×中岡祐介×山根晋×矢萩多聞

手漉き紙にシルクスクリーン印刷、製本もすべて手作業でつくられるの美しい絵本を出版することで知られる南インド、タラブックス。

今年九月、彼らのあたらしい日本語の絵本『つなみ』が刊行されました。大胆な色づかい、一度見たら忘れられない絵、ユニークな蛇腹製本。その物語は奥深く、考えさせられるところが多いふしぎな本です。

現地の写真や映像を交えながら、この奇跡の本ができるまでのエピソードを、日本語版の製作チームの四人である翻訳者のスラニー京子、編集者の中岡祐介、装丁家の矢萩多聞、映像作家の山根晋が語ります。

当日は、短編ドキュメンタリー映画「南インド、タラブックスの印刷工房の一日」(山根晋監督・製作/53分/日本語字幕)を本邦初上映いたします。これはかぎられた機会のみで上映される作品です。タラブックスファンはもちろん、絵本や出版、手仕事なに興味のある方必見のトーク&上映会。ぜひ足をおはこびください。

『つなみ』 Tsunami

家から家へと訪ねて歩き、絵巻物を見せながら、うたい、聞かせる語り部「ポトゥア」。連綿と受け継がれてきたこの伝統は、インド東部やバングラデシュの一部の地域に、いまも息づいています。絵巻物の題材は昔から伝わる民話から地元のニュースまで、実にさまざまです。
ふたりのポトゥア、ジョイデブ&モエナ・チットロコルは、2004年にインド洋で発生した大津波による惨状を知り、その出来事と亡くなったひとたちのことを忘れないために、絵を描き、語り歩くことにしたのです。

その後、彼らの絵巻物は蛇腹式の本に姿を変えて、2009年にインドの出版社・タラブックスより『TSUNAMI』として出版されました。本書はその日本語版です。

モエナ&ジョイデブ・チットロコル
訳:スラニー京子
原書発行:タラブックス(インド・チェンナイ)
印刷/製本:AMMスクリーンズ(インド・チェンナイ)
日本語版レイアウト:矢萩多聞

スラニー京子 翻訳家
1969年、三重県伊勢市生まれ。ウィーン大学精神科学部言語学科修了(哲学修士)。翻訳書にシューベルト&メッツ著『さぁ、出発だ! 16年かかったバイク世界一周』(風雲舎)、ラインホルト・メスナー著『極限への挑戦者』(東京新聞出版局)など。オーストリア在住。

中岡祐介 三輪舎代表、編集者。
1982年、茨城県ひたちなか市生まれ。書店、チェーン本部に勤務後、息子の誕生を機に2014年1月に創業。5年かけて出来上がった本は5冊。最近ではその遅さを誇りに、これからも時間をかけた本づくりを心がける。横浜市港北区在住。3rinsha.co.jp

山根晋 映像作家
1985年生まれ、神奈川県在住。大学卒業後、入社した会社で広告営業や雑誌の立ち上げを経験。その後、千葉県九十九里に移住し、大工や林業の仕事をしながら映像制作業を始める。近年は、映像人類・民俗学、思想や文化、古今東西の手仕業などの関心領域から、記憶や物語、関係をテーマにした映像作品をつくる。www.shinyamane.com

矢萩多聞 画家・装丁家。
9歳から毎年インド・ネパールを旅する。中学1年生で学校をやめ、ペンによる細密画を描きはじめる。1995年から南インドと日本を行き来しして暮らす。2002年、本づくりの仕事をはじめ、これまでに450冊を超える本を手がける。現在は京都に暮らし、ちいさな暮らしと働き方について考える日々。著書に『偶然の装丁家』(晶文社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)、共著に『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる』(玄光社)、『本を贈る』(三輪舎)がある。www.tamon.in

ご予約

1000円(チャーイ付き)

ご予約は恵文社一乗寺の電話、メール、店頭などで承ります。

また、以下の申し込みフォームからも予約できます。

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